これまで、いくつかの視点から
物を持つ事について考えてきました。
なぜ増えるのか。
なぜ手放せないのか。
どうすれば減っていくのか。
その中で見えてきたものがあります。
それは、単に物を減らすという事ではなく
「持つ」という前提そのものを見直す事です。
私たちは無意識のうちに、
何かを持つ事を前提にしています。
必要だから持つ。
便利だから持つ。
その考え自体は自然なものです。
けれど、その前提に立ったままだと
選ぶ事や判断する事は増え続けます。
私は、その前提から一度離れて考えるようになりました。
「そもそも、持つ必要があるのか」
この問いを持つ事で
持つかどうかを選ぶ前に、
持たないという状態が見えるようになります。
空所者とは
多くを持たない人の事ではありません。
必要のないものを、最初から持たない人です。
それは、無理に減らす事でも
我慢する事でもありません。
自然と残るものだけが残り、
それ以外は持たないという在り方です。
その状態では
判断する事が減り、
迷う事も少なくなります。
結果として、
余計なものに振り回されない状態になります。
私はこの在り方を
「空所者」と呼んでいます。
👉 持たないのではなく、必要がないだけ。
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