持っているだけの物

私たちは日々、さまざまな物を持っています。

必要だから持つものもあれば、

気に入っているから持つものもあります。

けれど、その中には

少し違う性質のものもあります。

「使っていないけれど、持っているだけの物」

それは、特別に意識されることもなく

日常の中に紛れています。

引き出しの奥にあるもの。

存在は覚えているけれど、使う機会のないもの。

それらは、完全に不要というわけではありません。

ただ、今の生活の中では

ほとんど役割を持っていないことが多いです。

私はある時から、こう考えるようになりました。

「持っている」という状態と

「使っている」という状態は、必ずしも一致しない。

持っているだけの物は、

安心感のような形でそこに残ります。

「ある」という事実だけで、

一度は納得してしまうからです。

けれど時間が経つほどに、

その存在は少しずつ曖昧になっていきます。

必要だから持っているのか。

それとも、ただ残っているだけなのか。

その境界は、思っているよりも曖昧です。

私はこの曖昧さに気づいてから、

持つという行為そのものを

少しだけ見直すようになりました。

👉 使われていない物は、持っている理由が薄れていく。

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