人は物を手放せない理由として、よくこう考えます。
「いつか使うかもしれない」
この言葉は、とても自然で、納得できるものです。
実際に、その通りになる事もあると思います。
私自身も、そう思って物を残していた時期がありました。
今は使わないけれど、
いつか必要になるかもしれない。
そう考えると、手放す理由が無くなる。
けれど、ある時ふと気づいた事があります。
「いつか」という言葉は、とても便利です。
使うかもしれない未来を想像することで、
今の判断を先延ばしに出来る。
そしてそのまま、時間だけが過ぎていく。
例えば、
賞味期限のない食べ物をずっと取っておくようなものです。
腐らないから、捨てる理由もない。
いつでも食べられると思っている。
けれど、実際には手に取ることはほとんどない。
気が付けば、それはそこに「あるだけ」の存在になる。
必要だからではなく、
ただ残っているだけの物。
私は、その状態を何度も繰り返してきました。
「いつか使う」というのは、
未来の話ではなく
今、手放したくない理由なのかもしれない。
そう考えると、見え方が少し変わります。
本当に必要なのか。
それとも、ただ残しておきたいだけなのか。
どちらが正しいという事ではありません。
ただ、少しだけ立ち止まって考えてみる。
それだけで、選び方は変わるかもしれません。
👉 「いつか」は、ほとんど来ない。
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