変わり続けるという前提

人は、自分の考えや好みが続くと思っている。

好きなもの。

大事なもの。

価値があると感じるもの。

それらは、今の自分にとって確かなものに見える。

でも実際には、

それらは固定されていない。

時間とともに、少しずつ変わっていく。

過去に好きだったものが、今はそうでもないことがある。

逆に、昔は興味がなかったものが今は大事になることもある。

それでも人は、

「今の状態」を前提にしてしまう。

このまま続くものとして扱う。

空所者は、ここを少し離れる。

今の感覚は固定ではない。

変わることを前提として見る。

そうすると、

執着は弱くなる。

今大事にしているものも、

今必要だと思っていることも、

将来そのままとは限らない。

それは不安ではなく、前提の違い。

変わることは問題ではない。

むしろ自然な流れとして存在している。

固定しようとするから、歪みが生まれる。

今を絶対にしようとするほど、

それに縛られる。

空所者は、

変化を前提に置く。

今の状態を確定しない。

だから、手放すことにも抵抗が少なくなる。

持つことも、持たないことも、

一時的な形として見る。

そこに固定はない。

それが、変わり続けるという前提。

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